<Event report>どこでもビールホルダー製作(2月18日ワークショップ)

第9回「どこでもビールホルダー」

2月18日、晴れ。

 

皆さま、大変ご無沙汰しております。3カ月ぶりのレポートです。

 

前回の東急ハンズさんとのコラボレーションワークショップは11月。3カ月間開催していなかったため、待ちきれない方が多かったのか、今回も計3回の開催となりました。どの回も満席。ありがとうございました。

 

さて、今回はDBHを作ります。「どこでも・ビール・ホルダー」、略して「DBH」です。

 

今日の先生は、デスクガーデン代表の吉田健二さん。デスクにも置ける観葉植物の販売や空間デザインを行っています。

 

目指すはこんな形。カッコいいですね〜。

 

こうやって観葉植物を吊るしておけるものですが、ビアグラスでも対応可能。首にかけておけば、両手がフリーになります。屋外でビールを飲む際に重宝すること間違いなし。

ヒモを結んで結んで……

では、作業開始!

 

早速作っていきます。材料はこちら。

ヒモです。上部(完成したら下部)の輪っかだけ先に作っておいていただいています。輪っかが8本で、そこからヒモが2本ずつ出ているものです。

 

そしてビーズ。

 

最大で14個使うことになりますが、そのうちの1個はコレ↓。

 

スプリングバレーブルワリーのロゴが!

 

なんと東急ハンズさんの手造りです。DBHを自分でただ作るだけでも世の中に2つとないものですが、それにスプリングバレーブルワリーのロゴが入ったビーズ。これはかなりのレアアイテムになりそうな予感。

 

材料はこれだけ。シンプルです。

 

まずはヒモを結んでいきます。2本のうちの1本を、隣の輪っかから出ている1本と結びます。残った1本をまた隣の1本と結んで、を繰り返し……

 

こうなります。

 

握りこぶしを入れると、この時点でもうなんとなく形が想像できるようになってますね。同じように、この下にもう一段結び、ダイヤのような形に。

 

ここまでは私もなんとかついていけました。大変なのはここからです。平結びなどを繰り返し、ちょっとしたデザインを加えます。この部分ですね。

 

はい、ここでちょっと思い出しました。昨年5月に制作したパラコードブレスレットです。

この時と同じ結び方(平結び)や、ちょっとだけ変えた結び方で、アクセントを付けていきます。

 

皆さんも会話することもなく作業に没頭。クラフトワークショップではよくあることですが、作業に集中していると皆さん無言になってしまいます。カニを食べているときと一緒です。

ビーズを加えてさらに結ぶ

さて、この結びを9回繰り返したらビーズを間に挟み、さらにそこからまた9回結んでいきます。この結び方やビーズの組み合わせにオリジナリティが出るんですよね。参加者の皆さんの具合をちょっと見てみましょう。

 

上手い人の写真です。

 

こちらも上手い人の写真になります。

 

こちらが私が作業したものになります。

……途中、間が空いたりガタガタしているように見えますが、失敗ではありません。味です。失敗ではありません(たぶん)。

 

そして、結び目の最後の部分をボンドで固めて結びの作業は終了。

 

あとは比較的簡単な作業になります。

 

首の後ろからヘソくらいまでの長さを測って結び、切る。ここが首にかける部分ですね。

 

そして、切った方とは反対側は輪っかが残っていますので、ここにヒモとビーズを通して……

完成!

ビールにも観葉植物にもハイブリッド対応

皆さんに遅れること5分ほど。私もなんとか完成させることができました。合わせるビールは「Afterdark」。いやあ、毎度のことですが、作業の後のビールのおいしいこと!

 

そしてなんと今回は、ご好意で参加者の皆さんに観葉植物もプレゼント!  

 

皆さん大満足のご様子でした。

 

今回で9回目のクラフトワークショップとなりますが、ハンモックやハンティングチェアなどを作って、今回はどこでもビールホルダー。どこでもビールを楽しめるアイテムがどんどん増えていっています。こうやって、屋外ビールにどんどん最適化していく私でした。

 

次回のワークショップはFacebook、LINE@、当ブログにてお知らせします。

<Event report>ハンティングチェア製作(11月19日ワークショップ)

第8回「ハンティングチェア」

11月19日、曇。

 

東急ハンズさんとのコラボレーションワークショップもこれで8回目。今回はいつも以上に大人気でした。いつもは午前と午後の各1回(計2回)開催なのですが、今回はなんと3回! それでもキャンセル待ちが出るほどの人気でした(参加できなかった皆さまごめんなさい)。

 

そんな大人気の今回は、畳んで持ち運びもできる”どこでもビールチェア”こと「ハンティングチェア」を作ります。

ちなみに、ハンティングチェアとはこんなイスです。

これはカッコいい。人気になるのもわかります。ハンティングチェアも作れて、ビール1杯もついて、これで2,900円とは破格!

 

さて、今日の先生は注文家具工房エミケンの佐藤健一さんと佐藤恵美子さん。

まずは皮と糸選び

では早速作業開始です。が、2時間という作業時間では、さすがに最初から最後まではできません。ある程度の部分はエミケンさんが事前に準備してくれており、我々が作業するのは皮を縫う部分とチェアの足を削る部分。

 

まずは、皮と糸の色を選びます。私が選んだのは、茶色の皮とオレンジの糸。

この皮は牛皮をハンドプレスでカットしたもので、糸を縫い込んでいく部分にはエミケンさんが事前に穴を空けてくれています。その穴に針を通して縫っていくだけの簡単なお仕事……

だと思ったのですが、これがなかなか大変な作業。糸で縫っていくという意味では単純作業なのですが、穴が空いているとはいえ皮に針を通していくのは一苦労です。小学校の家庭科ではわからなかった指ぬきの偉大さが、今になって理解できました。

 

こうやって縫っていきます。皆さんもそれぞれ違った色の皮と糸で黙々と。

こういった作業のときは会話もなく集中して作業しているものですが、今回はケンさんが奥多摩の工房や狩猟免許を取得した話を面白おかしく話してくれたので、時間が経つのもあっという間。

そんな楽しい時間で、気がついたらいつの間にか縫い終わっていました。

さて、縫い終わったら、糸を止めないといけません。私だけかもしれませんが、これが非常に苦手でして、うまく止めたためしがありません。今回は固い糸を使ってるしかなり難しそうだな……と思っていたところ、なんと糸を火であぶって止めるんだそうです。

 

ハサミで糸を5mmくらい残るように切ります。

その糸をライターの火であぶって、ライターを押し付けます。

すると糸が溶けて固まり、こんな感じで止められるのです。

なんて簡単なんでしょうか。ライターさえ使えれば簡単に糸が止められるのです。そう、ライターさえ使えれば。

 

しかし、意外なことに今回の参加者の方々はライターで火をつけるのが苦手な人が多く、なぜかライターの使い方講習会のような状況になってしまいました。

脚の面取り

縫い終わったら脚の面取りです。面取りとは木材の角を削ることで、面取りすることによって床を傷つけないようにします。用意していただいた脚はこちら。

これを面取りしていきます。面取り自体はそれほど難しい作業ではありません。

 

 

面取りが終わったら、この脚を組んで座れるようにしていきましょう。

棒の真ん中に穴が空いているので、そこに紐を通します。通した紐をくるりと巻いて結び、その際、棒と結び目の間にある程度空間を確保します。それを広げれば、ケンさん曰く「ホームランボールを乗せるバットの台座」のよう!

 

できました!

これに先ほど縫った皮を付ければ完成です!

 

皆さん、素晴らしい出来。カラフルなハンティングチェアが完成しました。ビールで乾杯!

自分で作ったハンティングチェアに座って飲むビールは最高ですよね〜。

 

午前中の回では、テラスで乾杯! どうですか、この楽しそうな笑顔。

このハンティングチェアは80kgまで耐えられるそうで、私もまだ大丈夫。大丈夫です。また、地面と点で接しているため、平らでないところでも安定するとのこと。屋外でビールを飲む際にも活躍しそうですね。

 

なお、年内のワークショップはこれで終了。次回は年が明けてからになります。次回以降のワークショップをお楽しみに!

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<Event report>木のスプーン製作(10月15日ワークショップ)

第7回「木のスプーン」

10月15日、雨。

 

スプリングバレーブルワリー東京では、フレッシュな国産ホップを使ったビールのイベント「フレッシュホップフェスト2017」の真っ最中。天気はあいにくの雨でしたが、多くのお客様がビールを楽しんでいました。そんなイベントの中、2階の個室で恒例のワークショップを開催。

 

今回は木のスプーンを作ります。

 

みんな同じ形をしたフツーのスプーンを作るんだろうと思っていたのですが、サンプルを見てみると思ったよりも個性が出る印象です。こんな感じ。

 

「KINO つくるキット おやこさじ」で、世界に2つとないスプーンを作ります。「おやこさじ」ですが、今回は時間の関係で小さいスプーンのみ。しかも、あらかじめ少し削ってもらっているものを使用。

いまどきの子どもはわかりませんが、こちらはナイフやカッターで鉛筆を削っていた世代。もう何十年も鉛筆を削ってはいませんが、長い間自転車に乗っていないくてもまたすぐ乗れるようになるのと同じように、こんなスプーンを削り出すくらいはお手の物です。

 

……この時まではそう思っておりました。どんなスプーンができたのかは後ほど。

 

 

さて、スプーンを作り始める前に、まずこの木がどこから来たのかを紹介する動画を鑑賞。4分ほどの動画で、こちらからも見ることができます。

 

木を持ってきて説明してくれた今回の先生、株式会社budoriの有村正一さんと木内彩さん。

 

東京の木を使っているんですね。このキットは杉と檜の2種類があるそうで、今回は檜を使いました。いよいよ、スプーン作りスタートです。

スプーン作りスタート!

 

まずは先生がお手本を。

見事な手さばき。

 

しかし、先生ほどではないですが、自分もこれくらいの作業は問題ありません。こうやってサクサクっと削って、

 

あっ!(削りすぎた!)

 

毎回何かしらの失敗をしているような気がしますが、今回もなかなかの失敗。先生曰く、まだギリギリ大丈夫とのことでしたが、ここから失敗を恐れすぎてガクンとスピードダウンしてしまいました。木目に沿って歯を入れると削りやすい一方、あまり大雑把にやりすぎるとこうなるようです。

 

そんな私を尻目にみなさん順調。

 

ある程度削れてきたら、どんな形に仕上げていくか鉛筆で線を引き、それにそって削っていきます。

 

そうすると、こんな感じに。もう完全にスプーンの形になっていますね。

 

参考までに、この時点での私の作品もお見せしましょう……。

紙ヤスリで仕上げ

 

だいぶ形ができてきたので(私は全然でしたが……)、そろそろ残り時間も少なくなってきたこともあり、ヤスリがけに入ります。目の粗い紙ヤスリでヤスリがけしてから、目の細かい紙ヤスリで仕上げていきます。

 

みなさん真剣。なお、以前のワークショップでも参加者が無口になることはよくありましたが、今回は最も無口な回でした。削っているときもヤスリがけのときも無口。真剣さが伝わってきます。

 

そして無口なワークショップがタイムアップ。みなさんの作品がこちら。

 

そして、完成したスプーンを持って乾杯! この時期しか飲めないフレッシュホップを使った「ホップフェスト2017」で乾いた喉を潤しました。

自作のスプーンでスイーツをいただきます!

 

さて、ヤスリがけしたスプーンに、ミツロウを塗り込みこれで本当に完成です。しかし、今回はビールだけでは終わりません。自分が作ったスプーンを使って特製スイーツをいただくのです。

フレッシュホップフェスト開催中ということもあり、ホップを使用したプリンをいただきました。ホップの苦味がカラメル代わりになり、檜の香りもあってさわやかさが感じられます。

 

私は失敗を恐れてほとんど削ることができず、離乳食用スプーンのようになってしまいましたが、それでも自作のスプーンを使って食べるのは最高です。

 

これで今回のワークショップは終了ですが、おやこさじの大きいほうはお持ち帰り。楽しい宿題を出されたような感じで、少しずつスプーンを削り出していくのもいいかもしれませんね。

 

次回のワークショップは11月19日(日)。「どこでもビールチェア」を作ります。

<Event report>ドリフトウッド&グリーン製作(9月16日ワークショップ)

第6回「ドリフトウッド&グリーン」

 

9月16日、曇。

 

急カーブして日本に向かってきた台風18号の影響もなく、東京はなんとか雨が降らずにすみました。夏の暑さもやわらいできたこの日、6回目の東急ハンズさんとのコラボレーションワークショップです(8月の開催はお休みしました)。

 

今回はドリフトウッド&グリーンです。

 

このワークショップに参加する前は、「ドリフトウッドって何?」という無知な私でしたが、ドリフトウッドとは流木のことです。ドリフトウッド。なんだかカッコいいですね。積極的に使っていきたいと思います。

 

さて、このドリフトウッドを使って何を作るかというと、コレです。

私が参加したのは午後の回で、この作品は午前の回でスタッフが作ったもの。

 

カッコいい。

 

この流木、いやドリフトウッド自体がいい味を出しているのですが、それにグリーンをうまく配置していてアートになっています。

 

このドリフトウッドは、東急ハンズのスタッフさんたちが、このワークショップのために海や川で日焼けしながら拾ってきてくれたもの。ちなみに、ドリフトウッドといえども勝手に拾って持ってくるわけにはいかないそうで、ちゃんと許可を得た上で持ってきているそうです。さらにそれを洗浄したりと、かなり手間がかかっています。ありがとうございます。

 

さて、今回の講師を務めていただくのは、二子玉川にあるフラワーショップ『メゾンフルーリー』オーナーの佐々木久満先生。NHK趣味の園芸、月刊誌『フローリスト』『花時間』などでも活躍されているフラワーデザイナーです。

まずはドリフトウッド選びから

 

今回のワークショップは、過去の制作に比べて自由度が高くなっています。「好きなようにやってください」というのは私の最も苦手とするところでして、「今回はこれまで以上にセンスが問われるのでは…!」とビクビクしていました。前回のワークショップ同様、妻と娘からは「かわいいものを作ってくるように!」との指令を受けていたからです。

 

なお、今回は使用する材料にルールがあるとのことでした。

使うドリフトウッドはこの中から1点のみ。

 

そして、フェイクグリーンや小物は大1点、中1点、小2点。

 

はい、これくらいの制限があったほうが、初心者にはやりやすいです。そして、特に難しい説明もなく、制作スタート。

 

まずは土台となるドリフトウッド選び。

 

どれにしようか…と選び始めると、スタッフさんから無言で1メートル近くある巨大なドリフトウッドを手渡されました。そのドリフトウッドを手に、しばし脳内シミューレーションを。検討の結果、無言で元の位置に戻させていただきました……(すみません)。

 

そんな弱気な私が選んだ素材はこちら。

手頃な感じの無難な大きさですが、少々主張している部分もあるという、守りに入ったセレクトです。

制作開始!

さて、材料を選んだら後は作るだけです。

ドリフトウッドに小物をグルーガンを使って接着していきます。樹脂を熱で溶かして接地部分に付け、乾けば透明になって固まるというもの。この作業自体は難しいものではありませんが、細かい作業になるとついつい入り込んでしまいます。

 

皆さん、黙々と作業に没頭しています。この一室の雰囲気が、職人というかアーティストというか、真剣です。私も負けじと黙々と。

 

ところどころ、先生のアドバイスも入ります。

 

今回は作品の自由度が高いため、制作時間は人それぞれ。早く終わる方もいれば、まだまだ細部で悩む方も。

完成!

そして、1時間も過ぎれば皆さん、ほぼできあがり。

どうですか、この素晴らしい作品たち!

 

そして、私が気後れしてしまった1メートル近いドリフトウッドを使い、見事に仕上げたお客様も!(手前の作品です)

 

なお、私の作品はこんな感じ。先生から「なかなかいい出来だと思いますよ」とのお言葉をいただき、いい気分で終えることができました。

 

最後はみんなで乾杯!

 

なお、今回の材料は東急ハンズさんでも販売していますので、自宅でも流木…いやドリフトウッドアートを楽しんでみてはいかがでしょう。自分の作品を愛でながらビールを飲むのもいいものですよ。

 

次回のワークショップは10月15日(日)。「木のスプーン」を作ります。SVB東京の「FRESH HOP FEST」開催中の実施となりますので、フェスに遊びに来がてらぜひご参加ください!

 

 

追記:

帰宅後、妻に作品の点数を聞いたところ「まあまあじゃない」という回答とともに89点をいただきました。本当にありがとうございました。

<Event report>グラスを形どったシルバーアクセサリー製作(7月16日ワークショップ)

第5回「シルバーアクセサリー」

7月16日、曇。

 

快晴ではないとはいえ、気温は当然のように30度超え。外を歩いているだけでかなりの汗をかいてしまうほどの暑さでした。違う言い方をすると「ビールがよりおいしく感じられる暑さ」といったところでしょうか。

 

この日は、毎月第3日曜日に開催している東急ハンズさんとのコラボレーションワークショップ。5回目の今回は、シルバーアクセサリーです。

今回の先生は、相田化学工業株式会社の宇土さん(左)と松下さん(右)。

シルバーアクセサリーは、「アートクレイシルバー」という粘土状になった銀を使って、好きな形に作り上げていきます。目指すはこんな感じ。グラスの形にくり抜いたアクセサリーに仕上げます。

ヤスリやブラシなども使って仕上げていくのですが、私でもうまく作ることができるのでしょうか。実は妻と娘から「かわいく作ってくるように!」との指令を受けており、個人的な事情から失敗は許されません。

シルバーアクセサリー製作開始!

先生から簡単にレクチャーを受けて製作開始! 一見普通の粘土に見えますが、これが世界に2つとないシルバーアクセサリーに。

これをトレーシングペーパーで挟んで、延ばしていきます。ここまでは特に難しいこともなくスムーズ。

次に、粘土にグラスの形を転写します。くり抜きたいグラスの形を選んで、鉛筆で輪郭をなぞり、粘土を貼り付けると輪郭が転写されます。「Daydream」に使われているグラスの形を選んでみました。

それを画鋲の針でくり抜いていくのですが、結構雑な感じに……。後ほどヤスリでキレイに整えるということで、それほどキレイにくり抜けなくても大丈夫とのこと。ですが、やはりこの時点で少しでもキレイに整えておいたほうがよかった、と思ったのですが、それはもう少し先の話……。

みなさん真剣です!

粘土を乾燥させてヤスリがけ

くり抜いたら温めて乾燥させ、カリカリにしていきます。

乾燥させたらヤスリをかけて、キレイに整えます。実はここが結構重要な作業。ここでしっかり形を整えることができるかどうかが、最終的な出来に関わってきます。

 

先生の見事な手さばき。

参加者のみなさんもヤスリがけの間は無言に。一言も発することなく、黙々とヤスリをかけていきます。

私もやや雑になったくり抜き跡をキレイにすべく、必死にヤスリをかけていたのですが……ここで緊急事態発生! なんと、力を入れすぎたのか、折れてしまいました! せ、先生!

 

すると、いとも簡単に(簡単ではないのかもしれませんが……)、直してくれました。いやあ、どうなることかと思いましたが、先生のおかげで無事に修復。個人的な事情もあり、冷や汗をかきました。

みなさんよりも少々作業が遅れてしまいましたが、なんとか追いついて次の作業へ。今度はやや液状になったシルバーを、スポンジに染み込ませてポンポンとグラス上部に付けます。ビールの泡ってことですね。この後は粘土を焼成します。

いよいよ粘土を焼成!

専用の機械を使って焼いた後は、水に付けて冷やします。

それをステンレスブラシで磨くと……

こうなります! 右半分が磨いた部分です。

みなさん必死に磨いて磨いてついに完成しました! 力作ぞろいです!

作業の後はみんなで乾杯!

なお、私の作品はこちら。妻と娘の反応についてはノーコメントとさせていただきますが、1時間半ほどの作業時間で楽しくシルバーアクセサリーを作ることができました。

ちなみに、自宅でシルバーアクセサリーを作る場合は、ドライヤーで乾燥、ガスコンロで焼成することで対応できるそうなので、ぜひ試してみてください!

 

次回のワークショップは9月16日(土)。「流木グリーン」を作ります。ぜひご参加ください!