<Tour report>CLUB SVB与謝野ホップ収穫体験ツアー 手摘みでホップ収穫!

7月21日(土)、京都。晴れました!

 

この日は、「CLUB SVB与謝野ホップ収穫体験ツアー」の開催日。CLUB SVBメンバーだけが参加できる特別イベントで、京都府与謝野町での収穫体験ツアーは今回が初めて。

 

京都駅八条口のバス乗り場に、CLUB SVBメンバー約30名が8時半に集合しました。SVBの緑のTシャツが目印です。

 

 

バスの案内板にもツアー名がしっかりと……

 

 

ん? CLIB SVB……?

 

 

バスの表示は大丈夫でした。

 

ビール愛たっぷりの大人たちを乗せて、いざ与謝野へ!

炎天下のホップ圃場へ

京都駅から与謝野までは、約2時間のバス旅。京都市内を出ると、意外とすぐ田園風景が広がります。スタッフの自己紹介をすませて、思い思いに車中を楽しんでいると、徐々にバスは山の中へ。

与謝野町は京都府北部の町。日本三景のひとつ天橋立がある宮津市の隣といえば分かる方も多いでしょうか。与謝野町はほんの一部だけ海に面しているのですが、大部分は山間部。今回は、その山と山に挟まれた平地にあるホップ圃場を目指します。

 

よさの野菜の駅(旧道の駅かや)に着いたら、歩いて圃場へ! ここからは、日本ビアジャーナリスト協会代表の藤原ヒロユキさんにも同行していただきました。

 

歩いて5分もかからない場所に、今回のホップ圃場はあります。

 

この日の予想最高気温は38度。ちょっと歩いただけでも汗がダラダラ。雨よりはいいとはいえ、これだけ暑いと熱中症の危険性もあります。参加者の皆さんには十分体調に注意していただくようお願いしました。

 

また、ホップ収穫前に圃場管理者であるあっぷるファームの山本さん、好地さんからホップ収穫にあたっての諸注意を。

 

水分もたっぷり用意しました!

 

 

そしていよいよ、収穫開始です!

ホップ収穫はすべて手摘み!

今回収穫する品種はカスケード。ホップを初めて見た参加者の方からは、「かわいい!」という声も。そのホップを割ってみると黄色い粒がたくさんあります。これがルプリンといって、ビールの苦味や香りのもととなるものなのです。

 

さわってみると水分を含んでいてややねっとり。鼻に近づけると、青々としたさわやかで鮮烈な香りが飛び込んできて、「ここまで来てよかった!」と思う瞬間でもあります。そしてこの暑さですから、「ビール飲みたい!」と思う瞬間でもありました。

収穫体験ということでおわかりかもしれませんが、与謝野町ではホップ収穫をすべて手摘みで行っています。岩手県遠野市のように、ホップ栽培の歴史もあり、収量も多いところであればトラクターで収穫するのですが、与謝野町でのホップ栽培はまだ4年目。

 

遠野に比べたら収量は少ないとはいえ、すべてを手摘みで行うのは気の遠くなる作業。ホップ農家の皆さま、ご苦労さまです。

 

なお、7月下旬ともなると、与謝野ではもう収穫時期の終盤。蔓の下部は収穫できるホップの毬花が少ないので、比較的まだ多く毬花が残っている蔓の上部も収穫します。

 

こんなリフトに乗って上部の作業。

 

 

実際に乗ってみると……

意外と高い!

 

眺めている分にはいい景色なので、気分もいいのですが、完全に日陰もなくなってしまうので、収穫するのはかなり大変。

 

しっかりした毬花がたくさん付いています。

 

ホップ収穫体験の時間は約90分。炎天下での作業でしたが、皆さんいい笑顔でした。

 

とはいえ、この暑さはバカにはできません。参加者の皆さんには随時水分をとっていただくようにお願いしていたのですが、水分補給のひとつとしてホップソーダを試してみました。

 

作り方は簡単。ホップを軽く割り入れて、そこに炭酸水を注ぐだけ。

 

これがなんともさわやか! ビールで感じるホップの香りよりも、もっと青々としています。炭酸水を入れただけなので味はほぼないのですが、飲んだ後に喉の奥からホップの青い香りがほのかに感じられるのです。

 

そして、意外とあっという間の90分。約4kgのホップが収穫できました! 今日収穫したホップは、スプリングバレーブルワリー京都で使うことになります。自分が収穫したホップがビールになるってワクワクしませんか?

 

皆さん、ホップ収穫体験お疲れさまでした!

バーベキューとビールで懇親会

ホップ収穫の後は、お待ちかねのバーベキュー! セントラーレ・ホテル京丹後に移動し、見晴らしのいいスペースでビールと肉をいただきます!

 

もちろんビールはスプリングバレーブルワリーのコアシリーズ6種類をすべてご用意!

 

そして、肉!

 

最初にスプリングバレーブルワリー京都のヘッドブルワー三浦がご挨拶させていただき、全員で乾杯です!

 

スタッフも皆さんと一緒に楽しませていただきました!

 

なんと、「on the cloud」のネイルで参加された方も! このクオリティにはみんなが驚き、急遽撮影会のような状況に。

 

ホップとビールを通して会話が弾む、いつまでも楽しんでいたいと思うような2時間でした。 

 

最後は、ヘッドブルワー三浦からご報告。

 

今回収穫したものではないのですが、与謝野で7月2日に収穫したホップを使ったビールが、7月30日からスプリングバレーブルワリー京都で販売されます。「北半球で今年最初のフレッシュホップビール」です!

 

210リットルのみの醸造で、1週間程度でなくなってしまうと思われますのでおはやめに!

日本三景のひとつ、天橋立へ

ツアー最後は、天橋立へ。

 

この頃になるともうヘトヘトな方もいらっしゃいましたが、元気な人たちはリフトで天橋立ビューランドへ向かい、天橋立の絶景を堪能しました。

 

今回は1人で参加された方も多かったのですが、ホップ収穫体験、バーベキューを通して仲良くなられた方々もたくさんいたようです。

 

天橋立観光の後は、与謝野町でしか買えない、与謝野町のホップを使った「与謝野アンバーラガー」を特別に販売しました。ご自宅で与謝野の思い出として楽しんでください!

 

後は京都駅へ戻るだけ。

 

この日は猛烈な暑さだったこともあり、さすがに皆さんお疲れのご様子。帰りのバス車内はほとんどの方が寝てしまったようですね。

 

ハードなツアーだったかもしれませんが、ビールは農業と密接に結びついていること、そしてホップ農家の方々の大変さを少しでもご理解いただけるきっかけとなったのではないでしょうか。

 

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

【レポート】生ホップ超特急の旅<後編>

今年収穫した国産ホップの祭典「FRESH HOP FEST2017」のオープニングに樽開けする

「生ホップ超特急<IBUKI>」と「生ホップ超特急(MURAKAMI SEVEN)」

のホップを収穫するべく、SVB東京のある代官山から岩手へ、向かったSVBのメンバー4人。

 

※前編はこちら

 

天候によりまさかの1日足止めを食らいながらも、1日滞在を延長し、やっと収穫の日を迎えました。

 

 

 

まずは朝イチで、江刺のホップ組合へ。

ところでなぜそもそも目的地が江刺になったかというと、

キリンビールでは毎年オリジナルのホップ品種「IBUKI」の品質向上のため、

生産地・生産者ごとに評価をしており、

SVBの「生ホップ超特急」は毎年、前年の最優秀生産者の畑にお邪魔しているのです。

 

2016年の最優秀生産者は江刺の千田さんという方、ということで今年は江刺に向かったわけです。

(ちなみに2015年も江刺、2014年は山形のホップ農家さんでした!)

 

 

 

 

まずは組合長さんにご挨拶。

収穫時期のたいへんお忙しいときにも関わらず、温かく対応していただきました!

さっそく組合長のご案内で、畑と加工場へ!

 

車でしばらく行くと、段々建物がなくなり、自然豊かな場所へ。

 

 

 

最後は車を止めて、ぬかるんだ山道を歩いていきます。

 

慣れた皆さんはすいすい進んでいきますが、

長靴を借りた我々はおそるおそる…。

すると、ひらけた所が見えてきました!

おおーーー!!!

 

 

初めてホップ畑に訪れた2人(新人渡辺&DRINX担当正田)が歓声をあげます。

 

 

5m(実際には7m以上にも成長)という高さにもなるホップは、

こうして高所作業車で収穫を行います。

両側にせまるホップの壁は、迫力満点。

爽やかな香りをのせた風が畑を吹き抜けます。

天候の影響から、ちょっと小ぶりとのことですが、

福井が確認したところ香りは申し分なしとのこと!

続いて向かった加工場では、機械と人の手をつかって

蔓や葉を丁寧に取り除きます。(使うのは花の部分だけなのです)

余分なところを取り除いたら、次は乾燥。

今回はその前のホップを必要な分いただきます!

長かった(主にホップ畑に着くまでが)生ホップ超特急の旅もいよいよ大詰め!

 

とれたてのホップを保冷ケースに入れて車に詰め込みます。

家に帰るまでが遠足。

 

疲労から居眠りする首の角度がとんでもないことになったり、渋滞でトイレが我慢できず、サービスエリアに着くなりトイレへ駆け込むヘッドブリュワーがいたりと、色々ありつつ、無事にSVB東京に到着した4人。

 

すっかり夜になっていました。

持って帰ってきたホップを愛おしそうに見つめる福井。

 

さあ、おいしいビールをつくるぞ!!

 

 

そんな心の声が聞こえてくるようです。

 

 

まあ、そうでないと前編で留守番していたSVBメンバーにかけた迷惑は償えませんからね。

きっとかなり気合の入った良い出来のビールができあがっているはずです!!

 

というわけで、こんな様子で収穫してきた2種類のホップを生のままつかったビール

「生ホップ超特急<IBUKI>」と「〃<MURAKAMI SEVEN>」。

本日9月22日(金)19:00樽開けです!

数量限定なので気になる方はぜひお早めに!

 

飲める店舗はこちら→

SPRING VALLEY BREWERY TOKYO

 

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【レポート】生ホップ超特急の旅<前編>

こんにちは。SVBの吉野桜子です。

すっかり秋めいてきた今日このごろ。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

今週からいよいよ今年の「FRESH HOP FEST」が開幕します。

夏に収穫したばかりの国産ホップをつかってつくるビールの祭典。

 

フレッシュな香りただよう数々のビールは、この時期だけの超贅沢品です♪

 

 そのオープニングを飾るイベントとして9月22日(金)19:00からは

とれたてホップを使った3つのビール「生ホップ超特急<IBUKI>」と「生ホップ超特急(MURAKAMI SEVEN)」

そして「藤原ヒロユキスペシャル」の樽開けを行います!

 

 

さて。この「生ホップ超特急」ですが、実はSVBでは毎年恒例の商品…というかイベントでして、なんと

SVB東京のある代官山から東北へ、ヘッドブリュワーが自ら行ってホップを持って帰ってつくっている

ビールなんです!

 

 

 

 

しかも車で。

今回の「生ホップ超特急」の旅の出発は、まだ残暑厳しい822日。

メンバーは、ヘッドブリュワーの福井(左奥)、DRINX担当の正田(運転席)、

新人の渡辺(右奥)、そして吉野(助手席)の4人。

ノンアルコール飲料「キリン 零ICHI」を片手に意気揚揚と出発です!

 

福井 「今年の行先は岩手県江刺の千田さんの畑です」

吉野 「運転よろしく!」

渡辺 「了解っす!!でも摘みに行くのと送ってもらうのとどう違うんですか?」

福井 「朝摘んで、良いところを選んで持って帰って、すぐ仕込む、という手間が大事」

渡辺 「なるほど。」

正田 「じゃあ、行きは新幹線で、帰りレンタカーで持って帰ればいいんじゃないですか?なぜ往復…?」

吉野 「それは面白いからです」

正田・渡辺 「…(運転するのは僕たちなんですが)…」

 

というわけで、若干釈然としないドライバーたちの思いをよそに、片道6時間の旅がスタート。

 

 

ホップの収穫は25日。

今日はとにかく岩手県まで行って一泊し、翌日の朝イチで畑に行く段取りです。

 

 

 

 

 

しかしさっそくトラブル発生

福井 「え…?収穫が遅れる…?」

 

今年の夏は本当に雨が多く、全国各地で色々な被害が出ていましたね。

この日も天候の影響から収穫の作業日が後ろ倒しになった、との連絡が福井の携帯電話に入りました。

 

収穫は23日ではなく、24日になるとのこと。

 

福井、完全に笑顔が引きつっています。

 

しかし仕方ありません。

それが農業。それが自然。

ビールは自然と人が育む、生命からできているのです。

 

 

我々は決断を迫られました。

東京に引き返し、翌日もう一度出発するのか。

このまま行って一日待つのか。

 

それとも今年は「生ホップ超特急」を諦めるのか…。

 

 

 

 

 

数時間後

私たちは車をホテルに止め、岩手県は一関の居酒屋におりました。

 

渡辺 「パソコン持ってきてるから、仕事はこっちでもできますしね」

吉野 「まあ、私は一日休みにして観光するけどね」

正田 「福井さん、本当は24日だって知ってて、一日遊びたいがためにウソついてたんじゃないですか」

福井 「いや違うから!」

3人 「じゃあ、福井さんのせいってことで。かんぱーい♪」

 

 

そう。私たちは延泊することにしたのです。

留守番組からのブーイングを浴びながら。

 

本当に帰ってくる選択肢はなかったのかという疑念、

一日帰るのが遅くなったことで、福井が翌日の別の限定品の樽開けに参加できなくなったことへの怒り、

なにより、東北の美食を楽しんでいるであろう(実際楽しんだ)、私たち4人への嫉妬…

 

SVB東京のLINE@の担当、神田にいたっては

よっぽど腹に据えかねたのか、こんな画像をLINE@で流す始末。


電話で「天気じゃあ、しょうがないですねー」と朗らかに言った後、

これが配信されて一同爆笑しました。

 

 

 

一応ね、私たちも悩んだんですよ。

 

 

しかし一度出た超特急が引き返して良いのか、と。

 

それにせっかくだったら、ただ畑に行くだけではなく、

産地のことをしっかり知りたい、魅力を感じて、みなさまにも伝えたい、と。

 

そういう気持ちで1日滞在延長を選んだわけです(苦しい言い訳)。

 

 

そんなわけで、こちらが我々が堪能した岩手県の魅です。

 

ホップがいっこも出てこないまま後編につづく!

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<Event report>3ステップでつくるオリジナル “ ボリューム満点サラダ ” x クラフトビール体験 @ SVB東京

組み合わせはなんと6,336通り のサラダ!

 

「東京ビアウィーク2017」の開催に合わせ、SVB東京で2017年6月3日(土)〜4日(日)限定で「簡単!3ステップでつくる自分だけのオリジナル “ボリューム満点サラダ” 」を開催いたしました。

 

このイベントは、話題のパワーサラダをオリジナルで作り、クラフトビールとのペアリングを楽しめるスペシャル体験できるという内容です。店で用意した材料は23種類+ドレッシングが4種類。それを組み合わせ出来上がるサラダはなんと6,336通りに!それは例えば1日3食食べ続けても全部味わうには5年以上かかってしまう天文学的な組み合わせなんです…!!

 

そんな数字を聞いて、果たしてどんなサラダを作っていいのか目の前が真っ白になったあなた!そこはご安心ください!!店のスタッフからお渡しする専用シートにある3つのSTEPに従い、好きなものを選んでいくだけで、あっという間にあなた好みのサラダが簡単に出来上がります。

 

 

手順の詳細はこちら↓

 

【STEP1】ベースのMIXサラダを選ぶ

まずはケールor小松菜の2択♪ ケールはちょっと苦味があるのでホップの苦味が効いたビールと合わせたい。小松菜はみずみずしさがあって、ライトな色のビールやフルーツビールにもオススメです。

【STEP2】21種類のトッピングから5種類選ぶ

ここが肝心!種類が多く迷いだすとキリがないですが、「しっかりたんぱく質のメイン食材」「ヘルシーフルーツ」「野菜やピクルス」「嬉しいトッピング♪」「腹もちバッチリ穀類」と5つのジャンル別に材料が分かれてい流ので、それぞれから1つづつ選ぶもよし、またはガッツリたんぱく質のメイン食材や腹もち穀類に絞って選んだり、ビタミンCたっぷりのフルーツを集中的に選ぶこともOKです。

【STEP3】最後の仕上げに4種類のドレッシングから

色のインパクトが一番高いのは「ビーツドレッシング」。濃〜いピンクに一見びっくりですが、味わいはとってもフレッシュマイルドでインスタ映えも間違いなし♪「柚子ドレッシング」も元気いっぱいのイエローで和風な食材との相性も抜群です。

 

このサラダの注文でビールがお得価格で楽しめる!

 

今回のイベントの嬉しいもう一つのポイントは、このサラダを注文するとビールがいつもよりちょっぴりお得に楽しめること♪

 

6種の定番ビール+FIRST CROSSING のレギュラーサイズ(360ml)が通常780円のところ、なんと500円に。そして、6種の定番ビールの飲み比べセット(各100ml)が通常1,300円のところ、なんと1,000円に!!

 

これなら、飲み比べで全種と合わせてみる、または狙いのビールを幾つか絞ってレギュラーサイズとたっぷりサラダのペアリングを存分に楽しむことが、お財布を気にせず?気軽に体験できます。

 

シェフに挑戦!「SVBスペシャル」 vs  MYセレクトサラダ

サラダの材料選びに迷いすぎて、何か参考があればなぁ…という方には、ビールに合わせたおすすめセレクトもシートに4種類紹介しました。SVBの定番ビール『JAZZBERRY』『496』『Daydream』にそれぞれ合わせた組み合わせた3種の他に、SVB東京の大高シェフのオススメ「SVBスペシャル」です。

せっかくの機会なので、今回はそのシェフのオススメサラダと、えいやっと選んだMYセレクトのサラダを注文し、シェフ超えを狙ってみました♪

《シェフのオススメ!「SVBスペシャル」x on the cloud》

<STEP1 BASE> 小松菜MIXサラダ
STEP2 TOPPING> 低温調理した岩手鶏、パクチー、マッシュルーム、カブの塩レモン漬、5種の穀物
STEP3 DRESSING> 柚子ドレッシング

《MYセレクトサラダ》

STEP1 BASE ケールMIXサラダ
STEP2 TOPPING八幡平スモークサーモン、MIXベリー、三陸ワカメ、フェッタチーズ、ミックスビーンズ
STEP3 DRESSINGビーツドレッシング

 

見た目はこんな感じ!左がMYセレクト、右がシェフのオススメ!「SVBスペシャル」です。

テーブルに運んできてくれたスタッフは、「シェフより美味しそうですよ〜」なんて優しい声をかけてくれます。

 

食べてみると、MYセレクトサラダは、ケールの爽やかな苦味と、旨味や味の濃さが美味しい八幡平スモークサーモンを中心に、ビーツドレッシングやMIXフルーツの爽やかな酸味がアクセントとなって、なかなかイケてます♪ホップの効いた『496』や『JAZZ BERRY』との相性が良い感じです。

 

対するシェフのサラダは、瑞々しい小松菜MIXをベースにしっとり柔らかい低温調理の岩手鶏やマッシュルームなどなど。それを柚子ドレッシングが大人の味わいにまとめあげていて、パクチーでさらに一口ごとに風味の変化も楽しめて、『on the cloud』とベストマッチ!

さーて、軍配は?!粘り腰で土俵際まで踏ん張ったけど、うーんやはり、シェフのオススメ!「SVBスペシャル」の勝利、かな?やっぱりまだまだ練習稽古が必要ですね(笑)

 

会場には、生産者の方も登場!

 

イベント開催期間中は、サラダに使った野菜などを店内で特別販売いたしました。

 

新鮮で丸々大きい『八幡平ホワイトマッシュ』、深く濃い味わいの赤く輝く中玉トマト『八幡平のルビー』、パクチーやカブ、大人気の味付けたまご『あじたま』など。

 

6/4(日)には、生産者である岩手・八幡平より「食と癒しの空間・サラダファーム」の田村恵さんも駆けつけ、直接会場にいらしたお客様と栽培方法やおいしい食べ方などを伺える機会もありました。

 

東京ビアウィーク限定醸造のビールも楽しめます!

 

ちなみに、このイベント開催時期に合わせ、たった一樽のみ仕込んだという超・限定ビールも提供しました。それは、クリエイティビティ溢れる実験的ビール『Challenger Juicy IPA』

 

サイズはレギュラー(360ml/1,230円)のほかハーフ(200ml/760円)、そしてスペシャルパイント(480ml/1,670円)があり、スペシャルパイントはIPA専用グラスでの提供なので、このビールの香りや味わいを存分に楽しめます。

 

 

口に含んで広がるのは心地よい苦味。そしてその名の通りとにかくジューシーでフレッシュな味わい!パッションフルーツやグレープフルーツ、マンゴー、リンゴやオレンジのような香りと甘さに小麦の柔らかさが口の中をいつまでもぐるぐると駆け巡ります!! そんなめくるめく驚きの味わいは、もちろんサラダとの相性も抜群でした!


店舗では、この他にもここでしか味わえない限定醸造ビールや、インフュージョンによるプラスオンが楽しめるビールを常時様々に提供中です。他では味わえないスペシャルビールが続々登場するので、こちらも飲み逃しなく!

 

 

サラダにクラフトビール、これからの定番に!?

 

おしゃれにクラフトビールを楽しみたい!もっと体にいいものを食べたい!!そんなニーズはますます高まっています。そんなライフスタイルに敏感な方々に大好評をいただいき、無事このイベントは終了しましたが、このイベントで好評頂いた東北素材をSVB風にアレンジし、6月5日(月)より、6月限定メニューとしてSVB東京で以下メニューを引き続きご提供しております。

 

●天使海老、帆立貝、八幡平マッシュルームのフェットチーネ

●八幡平サーモンのマリネとスペルト小麦のサラダ

●フルティカトマトとジャージー牛モッツアレラのカプレーゼ

●八幡平マッシュルームとラム肉のサルシッチャのピッツア

●岩手県短角牛のグリル 黒にんにくとエゴマスタード添え

●南部一郎カボチャのプリン

 

 

どれも新鮮で、ビールにぴったりのおいしさ!!

さあ!ますますヘルシーで“ カラダが喜ぶクラフトビアライフ ”、ご一緒に楽しんでいきましょう!!

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<Event report>サラダ×ビールワークショップ

パワーサラダ 、ご存知ですか?

ビールのおつまみといえば、 ”唐揚げ” や "ソーセージ”、”フライドポテト” などが「ザ・定番」。サラダはそんながっつりおつまみの添えものというのがこれまでのイメージでした。そんな常識を打ち破るのが「パワーサラダ」なんです!

 さて、その「パワーサラダ」って一体どんなものなのでしょうか?

 

今回、このワークショップの企画進行をお願いした一般社団法人コミュニティキッチン・イニシアティブの岩渕美華さんに伺いました。

 

 「パワーサラダは、野菜にたんぱく質、フルーツ、木の実などを組み合わせたボリューム満点のサラダです。NYを発信としてアメリカや海外でトレンドとなり、日本でもその人気が高まってきています。パワーサラダのポイントは たんぱく質を50gほど含んでいること"  ”全体の1/3は緑黄色野菜を使うこと ”フルーツを使うこと" です。フルーツは彩りのためだけでなく食物繊維やビタミンCなどの栄養、その甘酸っぱい酸味がドレッシングとの相性も良く、味わいとしても取り入れたい食材です。具沢山でお腹も栄養も大満足のサラダです」

 

今回は、そんな「パワーサラダ」を手作り体験して、さらにクラフトビールとあわせちゃおう!というワークショップです。

岩手の新鮮な恵みが勢ぞろい!

イベントは2017年5月20日(土)、東京・神田にあるシェアプレイス「theC」で開催。サラダの材料は岩渕さんの手配で、岩手県八幡平の「食と癒しの空間・サラダファーム」より野菜や卵など、そして同じく「清水川養鱒場」よりニジマス "八幡平サーモン " などのとびきり新鮮な食材が揃いました。

岩渕さんによるサラダの盛り付け方のレクチャーの後、この会に駆けつけたサラダファームの田村恵さん(写真右上の左)、そして清水川養鱒場からは高橋愛さん(同写真の右)より、食材の育つ環境や育て方など、普段はなかなか伺えないバックグラウンドも伺いつつ、それぞれの魅力について熱くお話しいただきました。

 

 

それではサラダを作ります!

手づかみで豪快に盛りつけよう!ということで、参加者が作業用の手袋をつけている間に各テーブルに、盛りだくさんな材料がテーブルに運ばれました。色鮮やかで豊富な材料に思わずスマホで激写の嵐に…。

 

さあ、いよいよサラダ作り。いざとなると何から盛り付けたらいいのか迷っているテーブルでは、高橋さんが丁寧にサポートします。恐る恐る盛り付け始めた皆さんもだんだんノリノリになってきました!大好きな肉中心に盛り付けた人、彩りにこだわる人、ローストビーフでバラを作りお花畑のように作った人、とにかく全部盛りした人など、個性豊かなサラダが出来上がっていきます。

 

さあ、ビールの登場です!

思い思いのサラダが出来上がったところで、各テーブルにビールが配布されました。今回のビールはSVBの定番である『496』『COPELAND』『Afterdark』『on the cloud』『Daydream』『JAZZBERRY』の6種。ずらっと並ぶビールにこれまた歓声が上がります。

 

「これこれ♪」と早速お気に入りの銘柄を見つけたり、初めてのラベルをしげしげと覗き込んだり…。

そこで、今回ワークショップに参加しているヘッドブリュワーの三浦太浩の乾杯の発声とともに、ビールとサラダを ”いっただきま〜す!”

 

三浦がそれぞれのテーブルを廻り、ビールについてや今回の食材を岩手で初めて食べて感動した話など、参加の皆さまと和気あいあい話が盛り上がります。

 

サラダとクラフトビール、いかがでしたか?

皿に山盛り作ったサラダも全員ペロリと綺麗に平らげたテーブルあり、ビールのお代わりを楽しむテーブルあり…。初対面の人たちともすっかり打ち解けて楽しむ参加者に、パワーサラダ x クラフトビールの体験の感想を伺いました!

 

 

「サラダにはこれまで白ワインと合わせることが多かったんですが、『on the cloud』はフルーティでサラダにピッタリだと思いました」(30代女性)

 

「『JAZZBERRY』とトッピングのイチゴが合うし、『on the cloud』や『daydream』とサーモンの相性もピッタリです」(40代女性)

 

「付け合わせのホップのパンのほんのりとした苦味と『Afterdark』がとっても合ってると思います」(20代女性)

 

「カブがとにかく甘くてジューシー!どのビールにも合いますね」(30代女性)

 

「おつまみになるサラダってすごいですよね。今度ホームパーティでもやってみようと思います」(40代女性)

 

「これまでビールを料理に合わせて飲むということをほとんどしたことがなかったので、本当に面白い体験でした」(30代男性)

 

 

ビールはサラダだ!!

約2時間のイベントで、こちらが飲み終わった空ビンです!

こんなに贅沢にクラフトビールを楽しめるイベント、なかなかないですよね。

 

今回の参加者の中には、アメリカ・ケンタッキー出身の男性も。まさにクラフトビールの聖地と言える場所から来た彼に今回のイベントの感想を伺ったところ、「僕は、ビールはサラダだと思う」とのご意見をいただきました。麦やホップなど大地の恵みを使って造られたビールは、サラダと同じじゃないか、と!

 

今日のワークショップで個性豊かな盛り付けのサラダが出来たように、クラフトビールも原料の合わせ方などでいろんなスタイルや味わいのビールが出来上がります。それは確かに今回、一人一人が作った個性豊かなサラダのようです。

 

…と、いうことは、サラダとビール、これは合わないわけがありませんね!

 

サラダを手作りできる体験はこのワークショップの特別な体験でしたが、来たる6月3日(土)4日(日)、SVB代官山にて「パワーサラダxクラフトビール」のイベントを開催予定です。

 

このイベントではなんと6,336通りのサラダが楽しめるのです!

 

サラダとクラフトビールの相性が気になったあなた、この果てしないクラフトビールとサラダのペアリングラビリンスに迷い込みんでみませんか?

ぜひ、ご参加お待ちしています!

 

▼イベントの詳細はこちらをご覧ください

<お知らせ>6/3(土)4(日)ボリューム満点サラダ×クラフトビールフェス

 

 

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